薬を使わない薬剤師が
「パキシル」の真実を教えます…

パキシルCR

この記事では、抗うつ薬の代表的な薬である
「パキシル(パロキセチン)」の特徴を説明しています。

そこらのサイトには書いていない
”真実””裏話”も後半に書いています。

薬剤師である私が薬について批判的なことを言うのは
患者さんに不安を与えるのではないかと感じ、
非常にこの記事の公開をためらいました…

しかし、「パキシル」を服用中の方には
ちゃんとリスクとベネフィットを知ってほしいと感じ
この記事を公にすることにしました。

私は「パキシル」を批判する気はありません。

実際に、効果の出ている薬であることは事実であり
私も現場でその恩恵を目の当たりにしています。

しかし、真実を知る権利は誰にだってある。

医療ビジネスの被害者にならないために、
興味のある方は、ぜひご覧ください。

 

●パキシルとは?

パキシル

成分名は「パロキセチン塩酸塩水和物」といいます。
この成分の入った商品名が「パキシル」です。

グラクソ・スミスクライン社が開発した
選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)です。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)とは
 シナプスでセロトニンを選択的に再取り込み阻害する事で
 セトロニン濃度を上昇させ効果発現をする薬剤です

●パキシル錠の特徴

私の主観も少し入っていますが、
パキシルは比較的「強い」というイメージの薬です。

抗うつ薬の中では『抗不安作用』だけで見ると
一番効果があるのではないか?と思います。

だから、パニック障害や社交不安障害へのは
第一選択として選ばれることも多いです。

効果を実感している患者さんが多いのも事実です。
「パキシルを飲みだしたらもう手放せない!」
という患者さんの声もよく耳にしています…

パキシル特徴

(いいのやら、悪いのやら…という感じですが。。。)

もちろん、「抗うつ作用」も強力です。

しかし、作用が強いということは、
裏を返せば「副作用も強い」ということです。

体重増加の副作用が多いことも
患者さんにはデメリットが多いことですね。

また、離脱症状も大きいのですが、
副作用と減薬については別の記事で書きます。

●パキシル錠の効能・効果

<パキシル錠、パキシルCR錠の効果効能>

『うつ病・うつ状態、強迫性障害、社会不安障害』
に適応があります。
(※パキシルCR錠はうつ病の適応しかありません)

うつ病・うつ状態の第胃一選択として使われることが多く、
パニック障害、月経前症候群、摂食障害にも用いられます。

<1日の服用量の上限>

・パニック障害では30mg、
・うつ病・うつ状態では40mg、
・強迫性障害では50mgです。

効果が実感できるようになるまでの期間に
個人差が大きく、1週間から1ヶ月程度かかります。

パキシル

(グラクソHP引用http://paxil.jp/medical/paxil_cr/paxil_cr006.php)

●パキシル錠の裏話(真実)

パキシルを含む16種類の抗うつ薬や精神科の薬は、
うつ病に対する薬の本来の効果は「25%」で、
残りはプラセボ効果や自然経過であるというデータがあります。

つまり、薬自体の効果は「25%」しかなく、
あとの「75%」は思い込みというデータがあるのです。

グラクソはこんな試験の結果をずっと隠蔽してきました。
しかし、疑問を感じた人たちが裁判を起こし公にされたのです。

そして、2008年に世界保健機関とその関連機関が、
パロキセチンに関する未公表の試験データを解析しました。

すると、その結果はもっとひどいもので
薬自体の効果はたった「17%」であり
残りの「83%」はプラセボ効果や自然経過だったのです。


パキシル
スズケン引用http://medical.radionikkei.jp/suzuken/final/021024html/

●パキシルの訴訟問題

10年もの間、グラクソスミスクラインは
「依存性がない薬」としてパキシルを販売してきました。

今では、依存性がある薬であるという認識は当たり前ですが、
当時は「依存性がない」と嘘のデータを公表してきたのです。。

しかし、2001年に世界保健機関が
『非常に減薬が困難な薬』という分類へと
パロキセチンを位置付けました。

1992年にパロキセチンがFDAに認可されて以来、
パキシルの依存性に苦しんだ5,000人以上のアメリカ市民が
GSKを訴えてきたのですから、当然といえば当然ですね。

現在では、日本の医療従者の間では当たり前ですが

18歳以下のうつ病患者に効果がない
こと

・自殺のリスクが増えるので、18歳以下には『警告』

これは、添付文書にも明確に記載されていますが
一昔前は、これは隠蔽されていたのです。

あるGSKの内部文書には

「小児における有効性が証明されなかったという記述があれば
 パキシルの評判を傷つけ、商業的に歓迎されないだろう」

と書かれていたのです…
これには正直、私も驚きました(笑)

その他も何度も訴訟に負けて、
多額な倍賞を支払っている薬であるパキシル…

製薬会社の汚さには、薬剤師ながら嫌気がさします。
まぁマーケティングの手法はさすがだと関心しますが…

抗うつ薬の真相について知りたい方は
以下の記事も参考にしてください。

 ↓
抗うつ薬の真実(なぜうつ病患者は増えるのか?)

 

●結局、パキシルは飲めばいいの?飲まない方がいいの?

この質問はよく聞かれますが、
私は「自己判断してください」と答えます。

薬が必要な人に「お前、そんなもんやめろ!」というのは
余計なお世話でしかありませんからね(笑)

パキシルには前述したとおり、
依存性があり、副作用もあり、メーカーは汚いです…

しかし、「17%」は効果があるのも事実なのです。
それに、「飲んたという事実」で安心できます。
(それは、本当の安定ではありませんんが…)

メリットとデメリットを考慮して、
飲むかどうかはあなたが決めてくださいということです。

しかし、私個人的には
「薬ではあなたの心は治らない」と思っています。

本当の本題から目を背けて、自分の外側に依存したら
かえって苦しみを増長させることになるでしょう。

私は、薬には手を出してほしくはありません…

それでは、長文になったので今回はこのあたりで♪

あでぃおす(o゚c_,゚o )



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