うつ病は運動で治るのか!?
~生活習慣(運動 ver)~
前回、珍しく薬剤師らしい固い記事を書いたので
今回は「非薬物療法」の紹介です。
上記に書いてあるように、
それはずばり、「運動」であります。
「運動の方が抗うつ薬より効果的である」ということを
なぜ、科学的データと心理効果を用いて紹介します。
このタイトルの”運動”という文字を見て、
あなたはこう思いませんでしたか?
「運動なんて、めんどくさいじゃん…」
「簡単に運動できたら、苦労しないっつーの…」
「寒いやん、外の気温マイナスやで!?」
たいていの人は、こう思うでしょう。
過去の私は、サッカーをやめてから
全く運動せずに、いつもゴロゴロしていました(笑)
気持ちはよくわかります、はい。
しかし、毎日”薬”を口にしながら
「指示通りに薬飲んでいるのに良くなっている気がしない…」
「この薬、いつまで飲まないといけないんだろう…」
そんなことを思いながら、
『薬に依存する生活』を続けるのであれば
今回の記事はあなたの転機になるかもしれません。
●自分との約束を守る⇒自分を好きになる!
私ごとで恐縮ですが、例を挙げさせてください。
私は、6年前に現代医療に失望して、
道を失って、うつ状態になっていたときに
自分を変えようと運動することに決めました。
「週3回、走ろう!」と自分と約束しました。
しかし、途中で何度も何度もサボり、諦めました…
なかなか、運動習慣なんて習得てきないですよね?
しかし、自分の心と向き合いました。
私が本当に欲しているのは楽をすることではない。
『自分をコントロールすることだ』と気づきました。
『自分との約束を守ること』で
自分を好きになり、うつ状態の気分が和らぎました。
そこから5年間、毎週3回走り続けています。
雨の日も、吹雪の日も、風邪をひいても、血尿が出ても(←?)
とにかく自分との約束を守り続けました。
こんなアホみたいに走るのは、過酷すぎるので
まずは、週1回ウォーキングをすることを
自分と約束してみませんか?
守れたら、前より自分のことを好きになれます。
それに運動により、睡眠改善、不安解消作用があることは
科学的にも証明されている事実です。
試してみる価値はあると思います(o゚c_,゚o )
●うつ病の再発率も、改善効果も運動で向上する!
一般的にうつ病の治療というのは
投薬治療が中心になっていると説明してきました。
しかし、誰も進んで薬を飲みたい人はいないでしょう。
薬を使わずに、うつや不安、不眠を解消できたら
これほどいいことはありません。
「運動」がメンタルにいい影響を与えることは
科学的に証明されているのです。
実際に、アメリカなどではこの「運動とうつ病」について
かなり研究が進んでいます。
アメリカのとある医学部教授の研究によると、
抗うつ薬と有酸素運動は同じぐらいの効果がある
という報告もあるのです。
さらに、改善効果だけでなく
『うつ病の再発も少ない』という事が報告されています。
◎有酸素運動でうつ状態が改善できた人
約90%もの人が10ヵ月、改善効果が続き
うつ状態の再発率はたったの「8%」です。
◎抗うつ薬のみで改善した人
約55%の人が10ヶ月、改善効果が続き
うつ状態の再発は「38%」に上がっています。
かなりの違いがありますよね?
それに、運動の場合、「自分で治したい!」
という自発的な気持ちが大きくなりますから
やる気の停滞するうつ症状にはかなり有効です。
「自分で治したい」という気持ちが
自分の考えをしっかりと持つ事につながり、
自分のコントロールも出来るようになるからです。
薬の場合は自分をコントロールする事もなく
なんとなく飲んで治っていたかもしれないという状態なので、
その分、再発率が高くなるのかもしれません。
●抗うつ薬を止めるための「運動療法」の実際
実際にどのような運動をすればよいのか?
という部分ですが、
オススメは簡単な有酸素運動です。
・ルームランナー
・エアロバイク
・ウォーキング
・水泳
上記のようなものが効果的ですが、
手軽にウォーキングをする程度でも良いです。
むしろ、最初はハードルを下げるために
『ウォーキング』から始める方がいいでしょう。
ウォーキングは毎日やる必要はありません。
最初は30分、慣れてきたら1時間ぐらいが目安です。
週3回で十分効果はあります。
ちょっと息が上がるぐらいのスピードで歩いて
無理をせずに休憩なども取りましょう。
※水分補給はこまめにするようにして下さい。
午前中に日光を浴びて運動すると睡眠改善効果
があるので極力日が出ている時間に歩いて下さい。
長く続けるためにも、
・外の景色を楽しみながら歩く
・「音楽」を聞きながら歩く
・自分にご褒美をあげる♪など
自分が楽しめて、続けられる工夫をしましょう。
楽しくないものは、絶対に続きません。
私は、いつもガンガン音楽をかけて
ノリノリで走っています。
※自己判断による減薬は危険です※
ただ、この方法を境に
自己判断で薬の服用をやめるという事は
絶対にしないで下さい。
まずは薬の服用と併用していって、
主治医の先生にも運動を始めた事を伝えてみて下さい。
自分から「改善したい」という気持ちを持つことが
うつ病や不眠の克服にはとても大切です。
いい医師にかかっていれば、減薬を真剣に
考えてくれるでしょう。
全く、話を聞いてくれない先生であれば、
少し問題があるかと思います…^^;
まず、今回の記事を見たことをきっかけにして
軽い運動から始めてみてはどうでしょうか?
私は、あなたを応援しています♪
長文を最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
あでぃおす(o゚c_,゚o )
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