広島の原爆が教えてくれた…「自己を知れ」

「自分には生き甲斐がありません…」
「自分には何が向いているのか…？」
「やりたいことなんか、なにもない…」

「自分の意見がない…」
「毎日流されて生きてる…」
「自分の感情をコントロールできない…」

………

これを読んでいるあなたも、
上記の例の中で該当するものが
何個かあるのではないでしょうか？

これが「日本人は依存民族だ」と
いわれる所以でしょう。

自分で考えて生きていない…
自分の人生を生きていない…
自分の意思・意見がない…

先生や親の期待に応えるために
生きている人も少なくないし、
なにも考えずにただその日を過ごして
思考停止状態で生きている…

毎日同じプログラムの繰り返し…

こんな生活では、
『うつ病』になっても仕方ないですね…

”自分がない人”が増えている現代社会が
鬱や自殺する人がが増えている原因だと
減薬コンサルをしていてよく感じます。

これを克服するには、
どうしたらいいか？

それは、
『自分の感情・思考を知る』ことです。

そのために、
紙とペンが必要です。

ない人は、すぐに外に飛び出して、
コンビニで買ってください。

そして、とにかくひたすら

「自分が今何を考えているのか？」
「自分が今何を感じているのか？」

を紙に書き出すのです。

思いついたときでいいです。

”自分の感情や思考”を感じ
それを紙に書き出す。

すると、
少しずつ自分自身が見えてきます。

自分のことが分からないから
“うつ病”になるんです。

自分が何を考えてるのか分からないから、
”引きこもり”になってしまうのです。

だから、『自分を知る』ことから
まずは始めてみましょう。

●自己を知れ（原爆の平和の鐘）

私事で恐縮ですが、
ここで少し、私の体験談をさせてください。

私は広島出身で広島在住です。

何か考え事があると、ふらーっと出かけて
広島の平和記念公園の側に腰掛けてます。

あなたは広島を訪れたことはありますか？

そのとき、平和記念公園の中にある『平和の鐘』を
見たことがありますか？

あの鐘には、広大の初代学長が
ある文字を掘っています。

それは、
何て書いてあると思いますか？

「原爆反対！」
「戦争反対！」
「安らかな眠りを…」

こんな文面を想像しますよね？

しかし、そこにはこの記事のメッセージが
そのまま書いてあったのです。

私は初めてその文字を見たときの衝撃を
今でも忘れることができません。

その文字とは…

『自己を知れ』
です。

戦争も、原爆投下も、
『人間のエゴ』が作り出したものです。

私たち人間が、自分の思考・感情を深く理解し、
「奪い合いや、恐れや、憎しみ」などの
内面の『恐れ』を手放して

「思いやり、許し、感謝、貢献」などの
『愛』が人間の本質だと気づけたら

戦争は起こらないことを示唆しているのでしょう。

これにもっと多くの人が気づいていたら、
あの忌々しい「原発事故」すらも
起こらなかったかもしれませんね…

『自己を知れ』…