パキシルの『減薬・断薬』について②
 ~依存性と離脱症状について~

前回は減薬の【マインドセット】のお話でした。
まだ読んでない方は
前回の記事からご覧ください。
  ↓
パキシルの『減薬・断薬』に成功するためのMIND

この記事から具体的なパキシルの減薬・断薬について
離脱症状のことについて言及していきます。

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目次
1、減薬のマインドセットの補足
2、パキシルを減薬する心構え
3、離脱症状とは?
4、脳への衝撃(シャンビリ)
5、離脱症状はどうして起こるのか
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1、減薬のマインドセットの補足

前回のマインドセットの記事では、
少し厳しいことを言いました。

しかし、裏を返せば
それくらい本気で向き合ってほしいということです。

私は「薬剤師」としても「薬を使わない薬剤師」としても
決して生半可な気持ちで仕事をしておりません。

だから、無責任なことや中途半端なことは
絶対に言いたくないのです。

だから、このサイトでは
本気のメッセージ(想い)しかお伝えしません。

だから、「何かいい情報ないかなー」という
軽い気持ちの方が私のサイトを見たら
きっとドン引きするでしょう(笑)

パキシル

しかし、前回伝え忘れたことがあります。
だからここで一つだけ補足で言わせてください。

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自分自身と向き合っていく”勇気”や
外部への依存を断ち切る気力がない自分を
絶対に責めないでください。
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ということです。

「やってみようかな…」
「自分を好きになれたらいいな…」
「今より、現状をよくしたいな…」

という気持ちを少しでも持っている自分を
心から褒めてあげてください。

「もう、死にたい」
「苦しいし、もう自分が嫌だ…」
「自分なんかいなければいいのに…」

という自己否定、自己嫌悪と戦う自分を
認めてあげてください。

「きれい事ばかり言うな!お前に何がわかる!」
と思っても構いません。

それでもいいから、必ず行ってくださいね!
これは、私とあなたの約束です。

約束

この前の記事で宿題を出しましたが
提出してくださった人はごく少数でした…

私のためではなく、
自分のために行動をおこしてください♪

それでは、いつもみたく前置き長くなったので
そろそろ本題に入ります(笑)

 

2、パキシルを減薬する心構え

うつ状態や、パニック、抗不安作用が高く
頻繁に処方される優れもののパキシルですが、
副作用も多く、依存性が高いのが欠点でしたね。

しかし、パキシルは抗うつ薬の中でも
トップクラスで「離脱症状」を起こしやすく
非常に減薬・断薬しにくい薬です。

現場でよく見るのは、自己判断で減薬・断薬して
離脱症状に苦しむケースです。

どんな薬にもいえることですが、
薬は自己判断で勝手に減らしたり中止するのは危険です。
主治医の指示に従うというのが原則です。

しかし、医師の指示に従って
薬を飲み続けろということではありません。

薬に頼って状態が少し回復している間に
あなたが「薬がなくても大丈夫な状態」
習得したらいいだけです。

そうすると、医師も薬を減らす指示を出すでしょう。
(薬を飲ませることしか脳がない主治医なら
 セカンドオピニオンの必要がありますが…)

精神薬に頼ることなく、
自分の力でいい状態を創る力を手に入れさえすれば、
離脱症状や、ぶり返しが起きても大丈夫です。

パキシル脳

薬に頼って状態がよくなっているだけなのに
自分の考え方・栄養・マインドを見なおさずに
「薬を減らすこと」ばかりに焦点を当てるのは
再発したり、離脱症状に耐えられない場合が多いでしょう。

 

3、パキシルの離脱症状とは?


抗うつ剤(特にSSRI)
を減薬するときに出る症状を

一般的に「離脱症状」といいます。

少し専門的な話になりますが
「薬の半減期」と「患者さんの代謝能力」によって
離脱症状現れ方や、重篤度が違ってきます。

※半減期や代謝のことは難しいので
 別の記事でわかりやすく解説します♪

これまで「離脱症状」という言葉を使ってきましたが
これ、実は正式な用語ではないのです。

医学的には「SSRI中断症候群」「SSRI離脱症候群」
という小難しい名前で呼ばれます。

これは研究者が「中断症候群」のという用語を使って、
薬物依存症と関連付けられるのを避けるためなのですが、
この話も公には話せないのでまた後日(笑)

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■SSRI離脱症候群の指標

・発症のタイミングが、4週間以上のSSRIを
 投薬治療した後の断薬・減薬後であること
・元の精神疾患の症状が再発したものと判断できないこと
・患者の他の内科的疾患や治療内容に起因していないこと
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ベテランの精神科医でも
「再発」と「離脱症状」を区別するのは難しいようです。

 

4、脳への衝撃(シャンビリ

これはネットで注通している造語なのですが、
離脱症状のことを「シャンビリ」呼んでします。

パキシルの減薬を試みた方のサイトなどに
よく「シャンビリきたー」と書いているのを
あなたも見たことがありますよね?

詳しく検索している人はご存知でしょうが
耳鳴りが「シャンシャン」鳴り、
手足が「ビリビリ」痺れる症状からきているようです。

シャンビリ

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■離脱症状に特徴的な症状

 めまい、電撃の感覚、発汗、吐き気、
 不眠、振戦・混乱・悪夢・めまい…etc
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2005年の副作用の調査で「電気ショック」症状の報告は
やはりパキシルが突出していると報告されています。

実際、現場でもパキシルで
シャンビリが起こるパターンが多いという印象があります。

 

5、離脱症状はどうして起こるのか?

離脱症状は、体内にある抗うつ薬(パキシル)の量
低下していくのにカラダがついていけず、
神経のバランスが崩れて起こると考えられています。

1ヶ月以上、抗うつ薬を続けて飲んでいると、
脳は「毎日抗うつ剤は入ってくるもの」と思い、
それに基づいて体の神経伝達物質の量を調整します。

離脱症状

だから、薬があってちょうどいい量になるように
私たちのカラダが順応していくのです。
(ニンゲンって、すごい♪)

しかし、減薬や断薬をすると
毎日入ってくるはずのセロトニンの量が
だんだんと少なくなります…

だから、私たちの脳は当然、
パニック状態になりますよね?

入ってくるハズだったものが入ってこないのです。
脳の機能の調整がうまくできなくなります。

その結果、様々な自律神経症状が体に現れ、
耳鳴り、めまい、しびれ、頭痛などが生じます。

これが「離脱症状の正体」です。

だから、減薬・断薬に1年以上かかることは
ざらにあります。

減薬・断薬は、長期間かけて行うことが原則で
焦って薬の量を減らすことは、自ら過酷な状態に
足を踏み入れるようなものなのです。

『時間をかける』ということが
最重要ポイントです。

ここは、おさえておきましょう!

今回も長文を最後までお読みいただき、
ありがとうございます。

あでぃおす(o゚c_,゚o )



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