ネガティブな感情をコントロールする方法
私がクライアントさんの相談に乗っている方の中で、
ネガティブな感情をコントロールできずに、
困っている人がよく見受けられます。
自分の感情との付き合い方を良い方向に修正すれば
うつ病、適応障害にはなりにくいです。
なぜなら、適応障害、うつ病になる人は
自分のネガティブな感情をコントロールできないから、
「不安」「怖れ」「恐怖」「嫉妬」「怒り」
「無力感」「自暴自棄」「不快感」「自己嫌悪」
こういう感情に、精神をずっと支配されて
心を病んでいくことになるからです。
つまり、負の感情のコントロールが上手になれば
あなたは「薬に頼らなくても大丈夫な人生」に
一歩前進するということです。
しかし、自分の『感情』と真摯に向き合うというのは
決して簡単な事ではありません。
自分の感情ほど見たくないものはないし、
感情に任せて自分自身すら騙している人が多い…
向き合うことは本当に勇気を伴います。
今までなんとなくで生きてきたあなたも
この記事をきっかけに
自分の「感情」に目を向けてみましょう♪
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●目次
①自分の感情は意識できない
②理性で感情を抑圧する事の副作用
③ネガティブな感情と向き合うには?
④映画で感情のコントロール!?
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①自分の感情は意識できない
冒頭で自分の感情は認識しにくいと言いました。
なぜなら、
「感情は表情に出ないと目に見えないから」です。
人間の脳は情報処理をする時、
その80%以上の情報を「視覚」から得ようとします。
つまり、脳にとって最も大切な情報元は
“目に見えるもの”なのです。
他人の感情なら今向き合っている人の表情を見れば
ある程度の感情を予測することは可能です。
愛想笑い、嘘泣きなんていう
「表情とは逆のベクトルを持つ感情」を見破る事も
それほど難しい事ではありませんよね?
ところが”自分の表情”は自分では見えないので
困ったものです…
だから自分の感情を脳が認知して
その感情を客観視するということは
人間はかなり苦手な分野だったりするんです。
②理性で感情を抑圧する事の副作用
日本人は外国人に比べ忍耐強く、
物事に真剣に向き合う傾向が強いといわれています。
つまり「理性的」な国民性だということです。
物事を我慢する、あるいは集中力を高める為には
感性より、理性が重要な働きをします。
浮わついた心や慢心などを押さえ込む
必要性があるからですね。
しかし、これがルーチン化してしまうと
ある副作用をもたらします。
それは、自分の感情を感じられなくなる状態です。
「無表情」「無気力」「無反応」
「漠然とする不安」「常にイライラ」
こんな感情を抱えている人は
ネガティブな感情の蓄積が起こっています。
特に、無表情にまでなっている人は少し問題です。
臨床的に見れば「無表情」は表情筋の動きが制限され
脳と表情筋との神経の連携がうまくいっていない状態であり
他人とのコミュニケーションに障害を生じやすく
うつや適応障害を進行させてしまう原因になります。
またネガティブな感情が蓄積すると
やがては溜まった感情が一気に爆発し、
暴力的な行動や暴言を吐いたりする…
いわゆる「キレる」という状態に陥ります。
適度にガス抜き(ストレス緩和のための気分転換)が
出来ているうちは良いのですが、
生真面目な人はえてしてガス抜きが下手だったりします…
うつ病、適応障害に生真面目な人や潔癖性の人または
社会的なステータスの高い人に多いというのも
こうした事に原因があるのです。
③ネガティブな感情と向き合うには?
感情と向き合うための最も重要なポイントは
自分を苦しめる負の感情を正確に知る事です。
ストレスを感じている人は一日の終わりに
今日の「自分の感情指数を数値化する習慣」を
つけてみてはいかがでしょう?
つまり、自分の今日の感情の不快指数は
どれくらいだったのか?を数値化してみるのです。
基準は自分本位で構いませんが
オススメは「50」を最もフラットな状態とします。
(http://www.crainsnewyork.com/article/20120624/SMALLBIZ/120629949/fast-50-built-for-speed)
帰宅時に最寄り駅から
自宅までの徒歩の間でも良いですから、
今日の不快指数を考えてみるのです。
いつも「50」を超えているなら気分転換が必要ですし、
もし「80」を超えているようなら
危険な兆候に早めに気づくことができます。
この時、感情の不快指数の出し方は
「なんとなくで構わない」というのがポイントです。
難しいトレーニングなので
完璧に数値化しようとしたら絶対に続きません。
なんとなく続けることが重要です。
とりあえず、
自分が一番平常心でいられる状態を50(基準値)にして
それよりもどれぐらい不快だったかを感じてみてください。
毎日、記録することをぜひ、トライしてください♪
④映画で感情のコントロール
自分の不快指数が「50」を超えていると感じたら
次は「今どんな気分なのか?」を感じ取ってみてください。
直感で自分の感情を感じるだけで大丈夫です。
「泣きたい」「笑いたい」「怒りたい」
そんなおおまかな感じ方でいいので
なんとなく、自分の感情を感じてください。
そして、その感情を「映画」で感じましょう!
そう、とーますの大好きな映画鑑賞です(笑)
この前の私のメルマガでは
「タイム」という映画を紹介しましたね!
「残された時間」について
本気であなたに考えてもらったと思います。
寝る前にレンタルDVDでも良いので
その時「抑圧してしまっていた感情」に
マッチした作品を選んで鑑賞してみましょう。
こうして、今の自分に必要な喜怒哀楽の感情を
抑圧するのではなく、思いっきり味わうのです。
うつ状態になりやすい人は対人ストレスが強いですが、
映画なら誰にも迷惑をかけずに発散できます。
もちろん音楽や小説でも良いのですが、
音楽は視覚に比べて情報量が乏しいですし、
小説は読むのに時間がかかりますので、映画が最適です。
ただ、映画も毎日見るという訳には生きませんから、
自分不快指数が「60」を超えたら見るなどという
一つの自分ルールを作りましょう!
そうすることで
ネガティブな感情のコントロールが上手になります。
泣きたいときの私のオススメは
「ホタルの墓」と「君に読む物語」です。
※5回見て5回泣いていますw
「感情」について記事が好評だったら、
もう少し、深堀りして次回からも書いていきます。
長文を最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
それでは、あでぃおす(o゚c_,゚o )
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