自己愛性人格(パーソナリティ)障害
今回の記事のテーマは、
「自己愛性人格(パーソナリティ)障害」です。
ちょっと古いですが、
アナ雪で「ありのままの自分」という言葉が
かなり流行りましたね。
「自分は優秀で、素晴らしく、特別で
“偉大な存在”でなければならない…」
と思い込む人格障害を、
“自己愛性人格(パーソナリティ)障害”といいます。
ひらたくいえば、ありのままの自分が嫌いで
過剰に「本当の自分はすごいんだ!」と
証明しようと躍起になっている人です。
”他人からの称賛”を強く求めるのに、
他者に対する共感能力が欠けている人は
あなたの周りにもいるかもしれませんね。
そういう人は、少なからず
「自己愛性人格障害」の可能性があります。
これは、うつ病、適応障害、不安神経症にも
つながる部分が多々あるので、
ぜひ、自己愛性人格障害についての
この記事の内容をよく理解してください。
自己愛性人格障害の特徴
自己愛性人格障害は「自己愛」という名から
「自分のことを愛している」ように感じますよね?
しかし、実際はその“真逆”です。
「ありのままの自分を愛せない障害」を
自己愛性人格障害というのです。
心の底に強い劣等感、コンプレックスがあり
常に“自分への無価値感”が渦巻いている状態です。
今にも崩れていきそうな”自尊心”を
「劣等感を紛らわすため、他人を見下すこと」
というような愚かな行為で
必死に、維持しているのです。
だから些細なことですぐに怒り、傷つき、
相手の言葉に過剰反応してしまいます。
また、“自己愛性人格障害”の人は
他者承認(賞賛、注目、感謝、愛情表現)を
求める行動に駆り立てられます。
些細な否定に怒りを感じ、
特別扱いされることを求めるのが“特徴”です。
自己愛性パーソナリティ障害の特徴
- 人より優れていると信じている
- 権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
- 業績や才能を誇張する
- 絶え間ない賛美と称賛を期待する
- 自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
- 人の感情や感覚を認識しそこなう
- 人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
- 人を利用する
- 劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
- 嫉妬されていると思い込む
- 他人を嫉妬する
- 多くの人間関係においてトラブルが見られる
- 非現実的な目標を定める
- 容易に傷つき、拒否されたと感じる
- 脆く崩れやすい自尊心を抱えている
- 感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える
(wikipedia引用)
自己愛性パーソナリティ障害の最大の特徴
⇒他人の目に映る自分がすべて
自己愛性人格障害の人は
「他人にどう思われるか?」を基準にして
生きている状態といえるでしょう。
これが、自己愛性パーソナリティ障害の
“最大の特徴”です。
これまで挙げた特徴を考えると
巷で使われる「ナルシスト」や「自己中」に
近いのかもしれませんね。
しかし、決して
“自信”のあるナルシストではありません。
他人からの承認ばかり求め、
他者からの評価を気にして、
”自分の人生を生きていない状態の人”のことです。
心理的に不安定で、情緒が安定していない人は
「他人の目を過剰に気にする傾向」がありますが
“自己愛性人格障害”は、まさにそんな状態なのですね。
これは“自己愛”が過剰に強いせいですが、
この“自己愛”が強すぎるせいで、
『対人恐怖症』に陥ることもあります。
精神的に壊れていくのは当然でしょう…
自己愛性パーソナリティ障害の末路
もし、あなた自身が
“自己愛性人格障害”である事に気づけず、
適切な対処をせずにそのまま生活を続けたら…
どの様な<末路>を迎えると思いますか?
自分の“自尊心”を満たす人を身近に置き、
居心地の良い環境を作りあげます。
たとえば、
“自己愛性人格障害の女性”であれば
外見を綺麗に装う為に、そこに魅力を感じ
男性が集まってきたり、
“自己愛性人格障害の権力者”であれば
その権力に従う人が周囲に集まったりします。

金持ちの社長でも、定年を迎えて退社しますよね?
そうなったとき、自己愛性人格障害の人の
取り巻きだった人は当然、離れていきます…
取り巻きだった人が離れると、
自己愛性人格障害の人は「自分が否定された」と感じ
相手に対して憤慨し、怒りを露わにします。
自分の側に戻って来る様に脅迫したり、
相手にひどい嫌がらせをし始めるのです。
その様な事を行えば、取り巻きだった人は
より一層距離を取るし、その周囲の人も、
その異常な行動を目にして距離を取り始めます。
そのように阻害されていっても、
新たな“取り巻き”を作ろうとします(苦笑)
若い頃の“過去の栄光”を振りかざしたり
学歴等の自慢話、目下の人への説教、
優れていた美貌で魅惑しようとしますが、
全く使い物にならず、
周囲からどんどん疎まがられていくのです。
“孤独な老後”を過ごす事になるでしょう。
もし結婚して、家庭を築いていた場合でも、
モラハラに陥ったり、家庭崩壊したりして
最終的には、“孤独”になってしまうのです。
自己愛性人格障害のまとめ

なるほど!
自己愛性人格障害の人って
決して、自分に自信がある訳ではなかったのね~

そうなんだ。
彼らは、むしろ自分に自信がないから、
他者評価に敏感で、自分を誇大に見せようとするのさ!

でも、こういう“特徴”を知ってたら
自己愛性人格障害の人を見分けやすくなるわね!

たとえば、
とーます先生とか
“自己愛性人格障害の特徴”そのもの…
(はっ!心の声が出てしまった…)

………
たとえば、どのへんが?

よく、
賞賛を求める目をしてます

………
(賞賛を求める目)

とーます先生、
正直、キモいです。
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